2012年のノーベル賞受賞者のストーリーをマンガにした「MANGAアートブック」を読んた感想やイラストを送ってもらう 「PNJC夢プロジェクト」に参加してくれた子どもたちの作品を、受賞者のみなさんへお届けしました。
作品には、世界をつなぎ、受賞者のように夢に向かってあきらめない気持ちを持ちたい、というメッセージが多く見られました。
そしてその作品をご覧になった山中伸弥先生から、子どもたちへのメッセージが届いたのです。
それは、子どもたちにもわかりやすい例えで、夢を叶えるためにたくさん挑戦してほしい、と力強い応援の気持ちがこめられていました。
実行委員会では、この素晴らしいメッセージを子どもたちに直接届けたいと、10月末に参加校を訪問しました。
4つの学校のうち、錦東小学校、宮小学校では、直接子どもたちにメッセージを届けることができました。
山中先生からメッセージが届いたことがわかると、小さな歓声があがり、ぱ〜っと笑顔が広がったのがとても印象的でした。
メッセージを紹介するなか、子どもたちの好奇心いっぱいでうれしそうな顔を見ることができました。
また平第四小学校、藤間中学校では校長先生が対応してくださり、子どもたちだけでなく、先生方にとっても、夢プロジェクトへの 参加は、震災後かたくなになっていた心の距離を近づけてくれる体験であり、よい機会になったと喜んでいただけました。
山中先生からのメッセージが、子どもたちにとって「誇り」や「自信」に繋がったこと、たいへん勇気づけられたとの事でした。
これからの夢に向かっての最高のエールとなったことでしょう。
実行委員会では、世界中の子どもたちにこのような体験をしてもらい、夢を叶えるためのきっかけづくりを続けてまいります。